息苦しい、胸からポコポコ聞こえる【気胸】【体験談】

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健康
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こんにちは。「ガウ」です。

症状

「息苦しい」
「胸からポコポコ音がする」

そんな症状が出ている場合、

肺に穴が空く「気胸」という病気の可能性が高いです。

 

今すぐ病院へ行きましょう!

 

僕も以前、以下のような症状に見舞われ、

病院へ行ったところ、肺から空気が漏れていて、

肺が押し潰されている状態でした。

 

  • 首や肩、背中が凝っているような違和感
  • 圧迫されているような胸の痛み
  • 姿勢を変えると胸からポコポコ音がする

 

病名は「気胸」です。

 

あまり聞いたことのない病名かもしれませんが、

  • 嵐の相葉くん
  • 俳優の佐藤健さん
  • BUMP OF CHICKEN 藤原基央さん

などの有名人も患った病気で、

皆さんしばらくの休養を余儀なくされていました。

 

この記事では、

僕が実際に「気胸」という病気になってしまった経験を交えながら、

  • 気胸とはどんな病気なのか
  • 気胸になったらどうすればよいのか
    (何科に行くのか)
  • 気胸の原因
  • 気胸の治療方法について
  • 気胸が完治するまでの期間
  • 完治後の注意点
  • 気胸にならないためには

について紹介していきます。

 

気胸の症状で悩んでいる方の参考になればうれしいです。

 

気胸とは

気胸とはなんらかの原因で肺に穴が開いてしまい、そこから肺の外側の胸腔(きょうくう)内に空気が漏れ、肺がしぼんだ状態をいいます。発症の原因により、外傷性気胸と自然気胸の2つに大きく分けられます。

引用元:社会福祉法人恩賜財団済生会 気胸

 

冒頭でも少し触れましたが、

肺に穴が空き、空いた穴から空気が漏れて、

漏れた空気で体の内部が圧迫されている状態です。

 

口、鼻から吸った空気が漏れているため、

肺が十分に酸素を取り入れることもできなくなっています。

 

気胸になると以下のような症状があらわれます。

  • 突然の胸や肩、背中の痛み
  • 息苦しさ
  • 「ポコポコ」という音が聞こえる

 

肺からの空気漏れが止まらず、

太い血管や心臓までも圧迫してしまう

「緊張性気胸」という場合もあります。

 

「緊張性気胸」では、以下のような症状が現れ、

すぐに医療機関での治療が必要です。

  • 呼吸困難
  • 酸欠
  • チアノーゼ
  • ショック状態

 

重症化すると呼吸困難や心肺停止の状態に陥る危険性もあります。

 

繰り返しになりますが、

上記のような症状が出ている場合は、

すぐに病院へ行ってください。

 

僕の場合は、少し安静にしていたら症状が落ち着いたので

自分の足で病院へ向かいましたが、

安静にしていても症状が軽くなるとは限りません。

 

苦しいときは無理をせず、

タクシーを呼んだり、家族、友人を頼ったり、

場合によっては救急車を呼びましょう

 

気胸になったらどうすればよいのか(何科に行くのか)

一番近くの病院でいいと思いますが、

胸部レントゲン検査が可能な

  • 呼吸器外科
  • 呼吸器内科
  • 胸部外科

に行くと詳しく検査してもらえます。

 

あまり多くはありませんが、

「気胸専門外来」もあるようです。

 

僕は家から一番近い呼吸器内科に行きました。

余裕があれば、事前に病院へ連絡すると確実です。

僕は電話で、レントゲン検査ができるか確認しました。

 

気胸の原因

気胸には

「自然気胸」

「外傷性気胸」

「月経随伴性気胸」

という種類があります。

 

僕が患ったのは「自然気胸」と呼ばれるもので、

原因はよくわかっていないそうです。

 

一般的には、以下のような人が発症しやすいと言われています。

気胸を発症しやすい人の特徴
  • 10〜30歳代の長身、痩せ型の男性
  • 喫煙歴がある
  • 疲労、ストレス、睡眠不足

当時の僕は、以下のような状態でした。

年齢:26歳
身長:168cm
体重:58kg(20代で一番痩せていたとき)
喫煙歴:あり(数年前から禁煙)
環境:転勤1年目

長身ではありませんが、

当てはまる項目が多かったように思います。

 

「外傷性気胸」は、

事故などで折れた肋骨が肺に刺さったり、

針治療などで引き起こされます。

 

「月経随伴性気胸」は女性の生理が原因で発症します。

 

他にも肺気腫や肺がんなど、肺の病気でも発症することがあります。

 

気胸の治療方法について

肺に開いた穴が小さく、軽度の気胸であれば、

安静にして様子を見ます。

 

中度〜高度の場合は、

胸腔ドレナージ法という、胸に細い管を入れて

溜まった空気を持続的に吸引する治療が行われます。
(入院が必要です。)

 

空気漏れが止まらない

再発を繰り返す

両側の肺から空気が漏れている

このような場合は、手術をすることもあるようです。

 

僕は軽度の気胸だったので、

安静にして様子を見ることとなりました。

 

中度〜高度の場合は即入院、

場合によっては手術が必要になるので、

仕事をしている方は注意してください。

 

僕の職場の先輩も「気胸」になった経験があるそうで

即入院→手術だったそうです。

 

安静治療の方々へ

安静治療の場合、入院はしなくていいのですが、

薬や治療をしてもらえるわけではないので、

胸の痛みや息苦しさの症状は全く和らぎません。

 

僕も初日はかなり苦しくて、

なんとかならないかと色々試してみたところ、

苦しさが和らぐ体勢がありました。

 

僕の場合は、横向きに寝たり、

何かに寄りかかって上半身を傾けた状態だと、

痛みが少し和らぎました。

 

苦しい時は、楽になる体勢を探してみてください。

 

気胸が完治するまでの期間

症状の重さ、入院、手術の有無で変わってきますが、

僕の場合は、1ヶ月近く通院しました。

 

毎週、肺の状態を見て、

完全に空気の漏れが無くなって終了

という感じです。

 

完治後の注意点

肺の空気が完全に抜けきった後でも、

いくつか注意点があります。

 

なぜ注意が必要かというと、

気胸は再発する可能性がとても高いからです。

気胸完治後に注意すること

飛行機の搭乗やスキューバダイビングなど

気圧の急な変化はNG

 

肺の塞がった穴は破れやすく、

気圧の急激な変化で、

再び空気漏れを起こしてしまう危険があります。

 

僕もお医者さんから、

「数ヶ月間は飛行機での移動をしないように」

と言われ、6ヶ月くらい飛行機を避けていました。

 

気胸にならないためには

「自然気胸」は原因不明のため、

効果的な予防はできませんが、

少しでもリスクを下げるために出来ることはあります。

 

まず、タバコは絶対ダメです。

吸っている方は今すぐやめましょう。

 

今は大丈夫でも、50代、60代になった際に、

より重い病気と一緒に発症するリスクが増加します。

 

次に、しっかり食べることです。

痩せている方は、

よく食べ、プロテインを飲み、筋トレしましょう

 

最後に、しっかり休み、ストレスを発散しましょう。

心と体の健康が、気胸のリスク低減につながります。

 

まとめ

気胸では

息を吸っても吸っても息苦しい

 

この感覚はすごく苦しかったですし、

できれば二度と経験したくないです。

 

「気胸」を発症してしまった方は、

すぐに治療して、再発防止に努めましょう。

 

「気胸」を発症していない方も、

将来の発症リスクを下げるために、

生活習慣を見直してみてはいかがですか?

 

    

 

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