こんにちは。「ガウ」です。
このような状態の場合、飛蚊症を発症している可能性が高いです。
飛蚊症とは
ある日突然に、あるいは、いつの間にか目の前に蚊やゴミのような物が飛んで見えたり、雲のようなものが浮いて見えたり、墨を流したように見えたことがありませんか。これが飛蚊症です。飛蚊症は、あらゆる年齢層に起こりますが、高齢者ほど、特に近視の人ほど多く見られ、多くの場合心配ありません。
引用元:公益社団法人 日本眼科医会 「黒いものが飛ぶ 飛蚊症」
飛蚊症は誰でも発症する可能性があり、多くの場合は心配ありません。
しかし、網膜剥離や眼底の出血など、失明の危険がある病気の場合もあります。
発症した、症状が悪化した場合は、一度眼科で検査を受けましょう。
僕は26歳の時に飛蚊症を発症しました。
すぐに眼科で検査を受けましたが、目の病気による症状ではありませんでした。
この記事では、僕が実際に発症した経験談を交えながら、以下の内容について紹介していきます。
- 飛蚊症の症状と原因
- 飛蚊症になりやすい人
- 眼科での検査内容と注意点
- 飛蚊症の治療について
- 飛蚊症を気にしないために実施していること
飛蚊症に悩んでいる方の参考になればうれしいです。
飛蚊症の症状と原因
飛蚊症は、視界に黒っぽい糸くず、ゴミ、虫のようなものが見える症状のことです。
(白っぽく見える場合もあるそうです。また、完全に見えない(真っ黒になる)といことはありません。)
蚊が飛んでいるように見えることから、飛蚊症と呼ばれているます。
視線を動かすと一緒に動いたりします。まばたきをしたり、目をこすっても消えません。
暗いところでは気になりにくく、明るいところ、特に青空や白い壁を見たときに気になります。
発症してからしばらくすると、飛蚊症の見える位置が変化することもあります。
飛蚊症には「生理的な原因」と「病気が原因」があります。
「生理的な原因」の場合、誰にでも起こる生理的な現象で、加齢や近視などにより発症します。また、生まれつき発症している方もいます。
「病気が原因」の場合、網膜裂孔、網膜剥離、硝子体出血、網膜の出血など、病気の症状の一つとして発症します。
一般的には、以下のような人が飛蚊症を発症しやすいと言われています。
高齢になると目の老化で発症しやすいですが、近視の強い方は若いうちから発症するリスクが高まります。
僕は視力0.1以下の近視ですが、26歳の時に飛蚊症を発症しました。
目が悪くなっていなければ、発症していなかったかもしれません。
眼科での検査内容と注意点
初めて飛蚊症を自覚した際は、すぐに眼科で検査を受けましょう。
眼科は、眼底検査が実施できる病院を選ぶとよいです。
飛蚊症が見られることをお医者さんに伝えると、眼底検査を実施するはずです。
眼底検査では、飛蚊症が網膜剥離などの目の病気によって引き起こされているかを検査します。
飛蚊症の治療について
「病気が原因の場合」は、その病気に対する治療が行われます。
「生理的な原因の場合」は、経過観察となり治療は行われません。
そのため、症状が改善することはほとんどなく、飛蚊症に「慣れる」しかありません。
最近ではレーザーによる治療もあるようですが、自由診療(保険適用外)であり、しかも100%完治するものではないようです。
僕が眼科で検査を受けた際も、レーザー治療の話は全くなかったので、積極的には行われていないのかもしれません。
民間療法と試した結果
「心配がない」と言われたものの、症状が緩和するわけではないので、飛蚊症を発症した当時はかなりイライラしていました。
藁にもすがる思いで、ネットに書かれている方法を試してみましたが、結果としては「飛蚊症の改善効果なし」でした。
まず、網膜の中に存在する「ルテイン」のサプリメントと、目の健康と言えばの「ブルーベリー」のサプリメントを摂取するようにしてみました。
「ルテイン」には、ブルーライトを吸収して網膜細胞を守る働きや、目の病気のリスクを下げる働きがあります。
しかし、サプリメントを飲んでも、飛蚊症の効果は改善されませんでした。
次に「ビタミンA」が目にいいという噂を見つけたので試してみました。
「ビタミンA」が多く含まれるほうれん草を積極的に食べるようにしたり、「ビタミンA」配合の目薬を使ってみましたが、飛蚊症の改善は見られませんでした。
目の血行を良くするために、毎日蒸しタオルを15分ほど目に当てていましたが、こちらも飛蚊症に対して効果は見られなかったです。
これらの内容は、飛蚊症の改善効果は見られませんでしたが、目の疲れに対しては効果バツグンでした。
「飛蚊症を気にしなくする」「悪化を防ぐ」ためには、目をしっかり休めることも重要です。
(目が疲れていると気になりやすいです。)
飛蚊症がなくなることはありませんが、是非試してみてほしいです。
ちなみに、高い目薬ってすごいんですね。
目が疲れた際のピント改善効果が全然違いました。
飛蚊症を気にしないために実施していること
ネットで見つけた民家医療法では、全く改善が見られなかったので、アプローチを変えてみました。
「飛蚊症をなるべく気にしないためにはどうすればいいか」です。
ここでは、僕が今でも実践している方法、注意していることを紹介します。
目が疲れている時、普段よりも飛蚊症が気になります。
先ほど紹介した「民間療法」を行うことで、目の疲れを取るように心がけています。
また、季節の変わり目や花粉の時期は、体調を崩しやすいためなのか、普段よりも飛蚊症が気なるような印象があります。
体調を崩さないように健康的な食事と適度な運動を心がけ、マスクやメガネなどで花粉症対策をしっかり行いましょう。
明るい部屋で白い壁を見た時や、晴天の青空を見ると飛蚊症がとても気になります。
そのため、白い壁、青空はなるべく見ないように気を付けています。
(白い壁と青空は、飛蚊症に「慣れた」今でも見るのが辛いです。)
色の入ったメガネやパソコンのモニター設定を変えるのもおすすめです。
「明るいところ≒目に光がたくさん入る状態」だと、飛蚊症がとても気になります。
「ブルーライトカットレンズ」や「UVカットレンズ」のメガネをかけると、目に入ってくる光が軽減されるので、少しだけ飛蚊症が気になりにくくなります。
(サングラスでもいいのですが、屋内でかけていると不審者感があります。)
飛蚊症になると「パソコンの画面が明るい」「画面の背景色が白」だと、飛蚊症がかなり気になってしまいます。
ブルーライトカット機能やエコモードを有効にして画面の明るさを下げたり、ダークモードを利用すると、少しだけ飛蚊症が気になりにくくなります。
(明るさを下げることで、省エネ効果もありますよ!)
まとめ
飛飛蚊症になってしまった場合は、早めに眼科で検査を受けるようにしましょう。
網膜剥離などの失明につながりかねない重大な病が隠れているかもしれません。
検査で「心配ない」と言われても、症状がそのうち消えるわけではありません。
飛蚊症になってしまった場合、一番の効果的な改善方法は「慣れること」です。
「慣れるため」「症状を悪化させないため」には、目の負担をかけ過ぎないことも重要です。
この機会に、目の健康について考えてみてはいかがでしょうか。
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