こんにちは。長期投資7年生のガウです。
2022年1月22日「Fund of the Year 2021 」が発表されました。
「Fund of the Year」は、投資信託のブログを書いている投信ブロガーが選ぶ優良投資信託です。
証券会社の謳い文句や広告に惑わされず、ブロガー個人が「優良」と思う投資信託に投票して選ばれます。
そのFund of the Year 2021の1位〜10位は以下の通り。
順位 | ファンド名 | 連動指数 | 信託報酬 | 管理人保有 | 長期投資 オススメ度 |
1 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス | 0.1144% | ○ | ◎ |
2 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | MSCIコクサイ・インデックス | 0.1023% | ー | ○ |
3 | バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス | 0.08% | ー | ○ |
4 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | S&P500 | 0.0968% | ー | ◎ |
5 | iFree レバレッジNASDAQ100 | NASDAQ100(2倍の値動き) | 0.99% | ー | × |
6 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | MSCIコクサイ・インデックス | 0.1023% | ー | ○ |
7 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | - | 0.57% | ○ | △ |
8 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | CRSP USトータル・マーケット・インデックス | 0.162% | ○ | ○ |
9 | たわらノーロード先進国株式 | MSCIコクサイ・インデックス | 0.10989% | ー | ○ |
10 | SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | CRSP USトータル・マーケット・インデックス | 0.0938% | ー | ◎ |
僕が保有している商品もランクインしています。
この記事では、実際に投資信託を運用してみた経験など「Fund of the Year 2021」1位〜10位の中で
長期投資におすすめの商品
を紹介します。
「Fund of the Year 2021」1位〜10位の中で、長期投資におすすめの商品は以下の3つです。
それぞれの「特徴」と「おすすめ理由」を見ていきましょう。
長期投資におすすめの投資信託
長期投資におすすめな投資信託の特徴は
- 成長が期待できるインデックス(指数)であること
米国株や全世界株に連動する - 手数料が安いこと
「購入手数料:無料」
「信託財産留保:無料」
「信託報酬:0.3%以下」
となります。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
連動指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス |
購入手数料 | 無料 |
信託財産留保 (売却手数料) | 無料 |
信託報酬 | 年率0.1144% |
直近3年のリターン | 17.13% |
「Fund of the Year」3年連続第一位の投資信託です。
全世界株式に連動する商品となっています。
「世界の株式市場はどんどん成長していく」と考えられるので、長期的には右肩上がりが期待できる投資信託です。
手数料も安く、かなり魅力的な投資信託になっています。
これだけ買っておけば大丈夫と思える商品!
僕もジュニアNISAで運用している商品だよ!
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
連動指数 | S&P500 |
購入手数料 | 無料 |
信託財産留保 (売却手数料) | 無料 |
信託報酬 | 年率0.0968% |
直近3年のリターン | 21.55% |
こちらも3年連続第10位以内に入っている投資信託です。
S&P500は、米国主要500社で構成されるインデックスです。
「世界経済を引っ張っていくのはアメリカ」と考えられるので、長期的には右肩上がりが期待できます。
こちらも手数料が安いので、かなり魅力的な投資信託です。
なお、ランク外ですが同じS&P500に連動する投資信託で「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」という商品があります。
SBI証券でしか買えませんが、信託報酬:年率0.0938%と「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の方が少し安いです。
僕はSBI・V・S&P500の方を保有しているよ!
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
連動指数 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
購入手数料 | 無料 |
信託財産留保 (売却手数料) | 無料 |
信託報酬 | 年率0.0938% |
設定来のリターン | 13.75%(2021年6月発売) |
2021年に発売された商品ですが入賞しました。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国約4000社から構成されているインデックスです。
分散効果が大きいですが、経験上、S&P500とあまり値動きは変わらないですね。
手数料はかなり安い投資信託になっています。
8位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」とほぼ同じ商品です。
(楽天は信託報酬:年率0.162%)
「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」は、楽天クレジットカードで買える(ポイント1%還元)ので、楽天ユーザーにおすすめです。
僕は楽天ユーザーなので楽天VTIを買ってるよ!
まとめ
この記事では上記商品をおすすめしましたが、「Fund of the Year 2021」1位〜10位は、とても優良な投資信託だと思います。
確定拠出年金の運用商品選びでは「Fund of the Year 2021」1位〜10位の商品、または似たような商品を選ぶのがよいでしょう。
ただし、「iFree レバレッジNASDAQ100」だけはおすすめしません。
長期投資に不向きな要因が多数あります。
- 手数料が高い
- 偏りがある指数
- ボラティリティが高すぎる
優良な投資信託は、資産形成の大きな味方になります。
皆さんの資産運用が上手くいくことを願っています。
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