全世界株式インデックスファンドの比較

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こんなことが知りたい人へ

Q:全世界株式インデックス・ファンドに投資したい
A【eMAXIS Slim】【SBI・VT】【楽天・VT】【たわらノーロード】などがある

Q:全世界株式インデックス・ファンドごとの違いが知りたい
A:手数料、純資産額、iDeCo対応に差がある

Q:全世界株式インデックス・ファンド選びで迷っている
A:【eMAXIS Slim】がオススメ

 

僕はジュニアNISAで「全世界株式インデックス・ファンド」に投資しています。

 

「米国株か、、、全世界株か、、、」

インデックス投資界隈では、度々話題になる議題です。

 

有名なインデックス(指数)

米国株式インデックス:VTI、S&P500など

全世界株式インデックス:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスなど

 

「今後もアメリカ経済が一番とは限らない」

「新興国の成長も取りこばしたくない」

「より分散効果がある方がよい」

と考えている人は、全世界株式インデックス・ファンドを選択するのではないでしょうか?

 

僕も「今後もアメリカが世界経済の中心」と思いつつ、

教育資金用の投資では「全世界株式インデックス・ファンド」を選択しました。

 

インデックス・ファンドへ投資するには、ETFと投資信託があります。

 

投資信託の方が比較的簡単に投資でき、つみたてNISAやiDeCoという非課税口座も利用できます。

そのため、投資初心者や時間をかけたくない人は、投資信託の方がオススメです。

 

また、インデックス・ファンドの長期運用では、手数料が安いこともパフォーマンスに大きく影響します。

 

代表的な低コストで運用できる全世界株式インデックス・ファンドは以下の4つです。

全世界株式インデックス・ファンド

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・VT)

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)

たわらノーロード 全世界株式

 

これらの投資信託ですが、全世界株式に連動すると言う点では同じですが、それぞれ違いがあります。

 

この記事では、全世界株式インデックス・ファンドで

この記事の内容

それぞれのファンドの比較

それぞれのファンドの特徴

投資信託とETF(VT)との違い

どれがオススメなのか

オススメの買い方

を紹介します。

 

先にオススメの結論を書いてしまうと、

迷ったらコレ

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

オススメの買い方はクレカ積立

つみたてNISAやiDecoでの購入も可能

 

eMAXIS Slimは運用実績が良く、この中ではコストが一番低いです。

ガウ
ガウ

みんなからオルカンの愛称で呼ばれているよ

僕もジュニアNISAはオルカン

 

投資信託選びの参考になると嬉しいです。

 

なお、S&P500やVTI連動の投資信託の比較も行っていますので、興味がある方は参考にしてみてください。

 

全世界株式インデックス・ファンドの比較

代表的な全世界株式インデックス・ファンドを比較してみましょう。

 

基本情報の比較

ベンチマークや手数料などの基本情報を比較してみましょう。

 

商品名eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・VT)楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)たわらノーロード 全世界株式
ベンチマークMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
構成銘柄数約3,000銘柄約2,900銘柄約2,900銘柄約3,000銘柄
純資産額
(2023年5月12日時点)
10,469.91 億円225.29 億円2755.23 億円55.49 億円
設定日2018年10月31日2022年1月31日2019年9月29日2019年7月22日
分配金なし(再投資)なし(再投資)なし(再投資)なし(再投資)
購入手数料無料無料無料無料
信託報酬0.1133%0.1338%0.195%0.1133%
信託財産留保なしなしなしなし
取扱証券会社楽天証券、
SBI証券、
マネックス証券など
SBI証券、
auカブコム証券
楽天証券、
SBI証券、
マネックス証券など
楽天証券、
SBI証券、
マネックス証券など
つみたてNISA
iDeCo××
全世界株式インデックス・ファンドの比較

 

ベンチマーク、純資産額、手数料、取扱証券会社、iDeCo対応に違いがあります。

各ファンドの違い

「eMAXIS Slim」「たわらノーロード」の手数料が安い

「SBI」と「たわらノーロード」はiDeCo非対応

「SBI」は販売会社が少ない

 

投信保有ポイントの比較

投資信託には「投信保有ポイント」という保有しているだけでポイントがもらえるサービスもあります。

「投信保有ポイント」サービスがある、代表的なネット証券4社のポイント還元率を比較してましょう。

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・VT)楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)たわらノーロード 全世界株式
SBI証券0.042%0.022%0.05%0.05%
マネックス証券0.03%0.03%0.03%0.03%
auカブコム証券0.005%0.005%0.005%0.005%
「投信保有ポイントの比較」(年率)

 

投資信託の保有額に対し、毎年0.005〜0.05%のポイントが付与されます。

SBI証券がポイント付与率が高めですね。

 

【eMAXIS Slim】の特徴

全世界の企業約3000社に投資できる、全世界株まるごとパックです。

投資界隈では「オルカン」の愛称で呼ばれています。

 

【eMAXIS Slim】の特徴
  • 成長が期待できるインデックス
    →世界経済は年々成長している
  • 純資産額が大きい
    →償還のリスクが低い
  • 手数料が安い
    →長期的には大きな運用差になる

長期投資にオススメのファンドとなっています。

つみたてNISAやiDoCoとの相性も良いでしょう。

 

投資やFIREに関する本でたびたび登場しており

「コレを買っておけば間違いない」

というような投資信託の一つです。

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、

「Fund of the Year 2021」

という投信ブロガーが選ぶ優良ファンドの第一位を獲得している人気ファンドでもあります。

 

【eMAXIS Slim】の構成銘柄

【eMAXIS Slim】の主な構成
  • アップル
  • マイクロソフト
  • アマゾンドットコム
  • アルファベットA
  • アルファベットC
  • テスラ
  • エヌヴィディア
  • TSMC
  • メタプラットフォームズ
    (フェイスブック)
  • ユナイテッドヘルスグループ

 

現状は、アメリカ企業が構成比率が大きいです。

アメリカ以外で台頭する国が現れれば、構成比率は変わっていくでしょう。

 

世界中の企業の株主になれると思うとワクワクしますね。

 

【eMAXIS Slim】の市場価格・分配金・利回り

市場価格(2023年5月12日):17,549円

利回り(直近3年の年率):20.37%

分配金:0円

 

直近3年の利回りは年率20%です。

最近は米国株式市場が好調、現状はアメリカの構成比率が大きく、その恩恵を受けています。

また、円安の影響もあるでしょう。

 

【SBI・VT】の特徴

eMAXIS Slimと同様、全世界株式まるごとパック(約2900社)です。

SBI・VTは「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」というETFを通して運用されています。

 

2022年に販売が開始された新しい投資信託です。

 

純資産額は小さいですが、

  • 円建てでVTに投資できる
  • 低コストで運用できる

これらのメリットがあるため、利用者も純資産額も徐々に増えていくことでしょう。

 

2023年5月現在、SBI証券とauカブコム証券でしか購入することができません。

また、iDeCo非対応です。

 

【SBI・VT】の構成銘柄

【SBI・VT】の主な構成
  • アップル
  • マイクロソフト
  • アマゾンドットコム
  • アルファベットA
  • アルファベットC
  • テスラ
  • メタプラットフォームズ
    (フェイスブック)
  • エヌヴィディア
  • バークシャーハサウェイB
  • ジョンソン&ジョンソン

 

現状はアメリカ企業が構成比率が大きいですね。

 

【SBI・VT】の市場価格・分配金・利回り

市場価格(2023年5月12日):10,784円

利回り(直近1年の年率):5.13%

分配金:0円

 

登場して間もない商品なので、情報はほとんどないです。

楽天VTと同じ指数で運用されているので、想定利回りなどは楽天VTと同様と考えて良いでしょう。

 

【楽天・VT】の特徴

楽天・VTは「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」というETFを通して運用されています。

 

楽天という名前がついていますが、楽天証券以外でも購入可能です。

つみたてNISAやiDoCoでも利用できます。

 

他の全世界株式インデックス・ファンドと比較すると手数料が高めです。

 

こちらも書籍などで「オススメ」と紹介されている投資信託です。

 

【楽天・VT】の構成銘柄

SBI・VTと同じです。

 

【楽天・VT】の市場価格・分配金・利回り

市場価格(2023年5月12日):17,020円

利回り(直近3年の年率):20.11%

分配金:0円

 

直近3年の利回りは年率20%強です。

こちらも現状はアメリカの構成比率が大きいので、その恩恵を受けています。

また、円安の影響もあるでしょう。

 

【eMAXIS Slim】と比較しても、ほとんど変わらないですね。

 

【たわらノーロード】の特徴

全世界の企業約3000社に投資できる、全世界株まるごとパックです。

ベンチマーク、手数料も【eMAXIS Slim】とほぼ同じです。

 

【たわらノーロード】の特徴
  • 成長が期待できるインデックス
    →世界経済は年々成長している
  • 純資産額が大きい
    →償還のリスクが低い
  • 手数料が安い
    →長期的には大きな運用差になる
  • iDeCo非対応

【eMAXIS Slim】と同様、長期投資にオススメのファンドとなっています。

つみたてNISAとの相性も良いでしょう。

 

iDeCo非対応で純資産額が小さいです。

【eMAXIS Slim】に対する優位性があまりないので、今後の改善に期待です。

 

【たわらノーロード】の構成銘柄

【eMAXIS Slim 】と同じです。

 

【たわらノーロード】の市場価格・分配金・利回り

市場価格(2023年5月12日):16,366円

利回り(直近3年の年率):22.26%

分配金:0円

 

直近3年の利回りは年率20%です。

最近は米国株式市場が好調、現状はアメリカの構成比率が大きく、その恩恵を受けています。

また、円安の影響もあるでしょう

 

【eMAXIS Slim】と変わらないですね。

 

ETF(本家VT)との違い

【SBI・VT】や【楽天・VT】は「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(本家VT)というETFを通して運用されています。

 

この本家VT(ETF)と【SBI・VT】【楽天・VT】(投資信託)の違いは以下の通りです。


本家VTSBI・VT(楽天・VT)
手数料年率0.07%程度年率0.1338%(年率0.195%)
直近配当利回り1.90%なし
最低投資額約13,000円~100円~
つみたてNISA×⚪︎
本家VT(ETF)と【SBI・VT】【楽天・VT】(投資信託)との違い

 

ポイントをまとめると、VT(ETF)は

  • 手数料が安い
  • 分配金がもらえる
  • ドルの購入が必要
  • 再投資は自分で行う
  • まとまった資金が必要
  • つみたてNISA、iDeCoは使えない
    (一般NISA、ジュニアNISAなら可能)

 

選び方としては

  • 経費を安く抑えたいならVT
  • 手間を少なくしたいなら投資信託

というのが良いでしょう。

 

迷ったらオススメの全世界株式インデックス・ファンド

4つの投資信託の主な違いは

各ファンドの主な違い
  • ベンチマーク(指数)
  • 取り扱い証券会社
  • iDeCo対応
  • 手数料

になります。

 

どれにするか迷う方へのにオススメ

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

です。

 

ガウ<br>
ガウ

ベンチマークの差はほぼなし!

iDeCoでも買える

手数料が安い!

というのがオススメ理由だよ

 

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)オススメの買い方

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)オススメの買い方は

マネックス証券でマネックスカードによるクレカ積立

です。

 

クレジットカードで毎月積立を行うと、購入に応じてポイントがもらえます。

 

マネックス証券+マネックスカードだと、

ポイント還元率:1.1%
(毎月の最大購入金額:5万円)

他の証券会社と比べても高めの還元率です。

 

年会費無料(※)の中では一番還元率が高いです。
※年1回以上の利用が必要

 


SBI証券楽天証券マネックス証券auカブコム証券
提携クレジットカード三井住友カード楽天カードマネックスカードauPAYカード
ポイント還元率
(上限:毎月5万円)
0.5%
1%(ゴールド)
2%(プラチナ)
0.5%1.1%1%
3%(UQ利用者)
5%(au利用者)
ポイント種類Vポイント楽天ポイントマネックスポイントPontaポイント
各証券会社とクレカ投信積立によるポイント還元率

 

つみたてNISAでの購入もオススメです。

 

まとめ

各ファンドの違い
  • ベンチマークが異なる
    → 値動きは、ほぼ変わらない
  • 取扱証券会社が異なる
    → SBI・VTはSBI証券とauカブコム証券のみ
  • iDeCo対応が異なる
    → SBI・VTはiDeCo非対応
  • 手数料が異なる
    → eMAXIS Slimとたわらノーロードが最安
迷った時のオススメ

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

マネックス証券、マネックスカードによる毎月積立がオススメ
→ ポイント還元率:1.1%

 

直近数年では、全米株式インデックス(アメリカ集中投資)に負けていますが、今後もこの状態が続くかわかりません。

 

他の国の成長を逃さないのが、全世界株式インデックス投資の魅力の一つです。

 

長期インデックス投資において、ベンチマーク(指数)と手数料が超重要です。

 

この記事では【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】をオススメましたが、他の投資信託も指数、手数料ともに合格点だと思います。

すでに保有している人は、わざわざ買い替える必要はないです。

 

最後に、投資では元割れするリスクがあります。

全世界株式インデックス・ファンドも例外ではありません。

 

僕も【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】を保有していますが、マイナスになる時期がありました。

 

投資信託購入の際は、リスクを十分考慮しましょう。

 

今の世の中リスクを取らなければリターンが得られないのが現実です。

僕は投資信託のようなリスク資産での運用を、これからも続けていきます。

 

銘柄選びの参考になりましたでしょうか?

皆さんの資産運用が上手くいくことを願っています。

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