こんにちは。倹約中年のガウです。
僕は20歳代の頃から10年近く貯蓄、資産形成を行なっており、現在32歳となりました。
今では2000万円以上の金融資産があります。
貯蓄や資産形成の金額、スピードは目的や手段で異なるので、資産額は比較するモノではありません。
とはいえ、他人の貯蓄額、資産形成状況は気になるものです。
そこで
30歳代の平均貯蓄額
30歳代の平均負債額
30歳代の平均資産額
を調べてみました。
資産額は「貯蓄額ー負債額」で計算しています。
30歳代では貯蓄はあるものの負債も多く、資産額がマイナスになっている世帯がが多いようです。
資産額がプラスになっていれば、優良家計といえるのではないでしょうか。
僕は同年代と比較すると、かなり金融資産を築けていることがわかりました。
他人の資産形成状況を知って、自己肯定感が上がったよ!
しかし、30歳代前半で資産2000万円は普通ではないでしょう。
記事の後半では
30歳代の目標金融資産
を考察してみました。
資産額の調査結果詳細と一緒に見ていきましょう。
資産形成の目標額設定、モチベーション維持に貢献できると幸いです。
なお、30代の貯蓄額、負債額は以下の資料を参照しています。
「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和2年調査結果」
30歳代の平均貯蓄額:591万円、中央値:400万円
30歳代における貯蓄額の割合は以下の通りです。
30歳代で400万円以上の金融資産があれば上位50%です。
中央値の倍である800万円以上あれば優良家計と言えるでしょう。
ちなみに30歳代で2000万円というのは上位3.5%
同年代で探しても、簡単には見つからないレベルです。
参考:全年代の平均貯蓄額:1,436万円、中央値:650万円
全年代の平均貯蓄額と貯蓄額中央値は以下の通りです。
50歳代以上が平均値、中央値を引き上げている感じですね。
30歳代、40歳代はお金がかかるのでしょう。
30歳代で貯蓄額が650万円以上あれば、全年代で見ても上位50%以上です。
2000万円なら上位25%になります。
30歳代の平均負債額:1460万円、中央値:900万円
30歳代における負債額の割合は以下の通りです。
2000万円以上の借入金がある人が最多です。
負債の目的は70%以上「住宅用の資金調達」でした。
30代は、2000万円以上の住宅ローンを組む人が多いようです。
借入金なしの世帯も40%いますので、持ち家派/賃貸派に分かれているのでしょう。
ちなみに僕は「借入金なし」で住宅ローンを組む予定はありません。
参考:全年代の平均負債額:671万円、中央値:0万円
負債額は30歳代がピークで徐々に減少していきます。
これは住宅ローンの返済が進むからでしょう。
多くの人が60歳代で完済しているのが読み取れます。
30歳代の平均資産額:-845万円、中央値:-250万円
資産額は「貯蓄額ー負債額」で計算しています。
30歳代は、資産額はマイナスになっている世帯が多そうです。
資産額がプラスになっていれば、優良家計といえるのではないでしょうか。
30歳代の目標資産額
住宅ローンなしの場合:800万円以上
住宅ローンありの場合:毎月の家計がプラス(ボーナス含まず)
住宅ローンを組んでいない場合、30代中央値の2倍である800万円あれば、順調に資産を増やせているでしょう。
30歳代における貯蓄額の割合からみても、上位30%以内に入ります。
住宅ローンを組んでいる場合、資産はマイナスになっていることが多いでしょう。
そのため、資産額ではなくローン返済を含めた毎月の家計がプラスであればよいと思います。
ただし、収入が減少したときのリスクに備えて、貯蓄する余裕も作っておきましょう。
ボーナスを丸々貯蓄するといのもオススメです。
まとめ
30代というのは、資産を増やすのが難しい時期な気がします。
しかし、ここで資産を増やせるかで40代、50代で大きな差になります。
資産を増やすためには、家計を見直すのが一番手っ取り早いです。
まだ見直したことがない人は、一度家計簿をつけてみましょう。
マネーフォーワードのような家計簿アプリが便利でオススメです。
僕は資産5000万円で会社を辞めることを目標としています。
32歳で資産2000万円を突破し、やっと現実味をおびてきました。
皆さんも各々の目標に向かって、資産形成がんばりましょう!
コメント