僕の資産運用は「米国株式インデックスファンド」を中心にしています。
アメリカの経済成長に期待しており、多くのFIRE本の投資手法に則っているからです。
(詳しい理由はコチラ。)
しかし、子ども用のジュニアNISAは「全世界株式インデックスファンド」で運用しています。
子ども用のジュニアNISAをオルカンにした理由は以下の通りです。
超長期で見た場合、米国株のみでは不安が残ります。
ファンドは手間のかからない投資信託、手数料の安いオルカンを選びました。
この記事では、僕がジュニアNISAをオルカンにした理由を、もう少し詳しく紹介します。
NISAやiDeCoの参考になると嬉しいです。
全世界株式にした理由
僕の資産運用は「米国株式インデックスファンド」が中心です。
しかし、子ども用の資産運用は「全世界株式インデックスファンド」(オルカン)としています。
超長期で見たときに「アメリカだけで大丈夫?」という不安があるからです。
30年後もアメリカ?
最も大きな理由は
30年後もアメリカが一番?
という不安があるからです。
個人的に10〜20年後くらいならアメリカの経済成長に期待しています。
しかし、子どもが資産を取り崩すであろう30、40年後の世界はどうでしょうか?
今の段階では全く予想がつきません。
別の国々が世界経済を牽引している可能性があります。
そのため、「米国株のみ」よりはリスクの低い「全世界株式インデックスファンド」を選びました。
オルカンを選んだ理由
全世界株に投資できる商品は多々あります。
その中でオルカンを選んだ理由は以下の通りです。
リバランスの手間がない
自分でポートフォリオを組むこともできるのですが、リバランスが面倒です。
オルカンなら面倒なリバランスは運用会社で勝手にやってくれます。
円建てで買える
オルカンは投資信託です。
投資信託の他に、ETFにも「全世界株式インデックスファンド」あります。
(代表的なのがVT)
ETFの方が手数料が安いのですが、購入時に円をドルに換える必要があります。
面倒くさがりなので、この一手間のハードルが高いです。
投資信託であれば円で購入可能となります。
さらに、毎月積立にすれば、やることは最初の設定だけ。
ラクチンですね。
手数料が安い
オルカンは「全世界株式インデックスファンド」の中でも、手数料が最安クラスです。
商品名 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・VT) | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT) |
ベンチマーク | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
購入手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
信託報酬 | 0.05775% | 0.1338% | 0.195% |
信託財産留保 | なし | なし | なし |
「ほったらかし投資術」でも推奨
オルカンは様々な書籍、YouTubeで紹介されています。
有名なところで言うと「ほったらかし投資術」。
書籍では、「オルカンに代わる商品」や「具代的な投資の始め方」も記載されています。
これから投資を始めたいという方にオススメです。
オルカンを扱っている証券会社
有名なネット証券各社で取り扱っています。
これらの証券会社なら「つみたてNISAの利用」「クレカ積立」も可能です。
iDeCoの場合は、取り扱っている証券会社が限られているので注意が必要となります。
オススメはSBI証券
オススメというよりは、僕が実際にオルカンを買っているのがSBI証券です。
SBI証券を使っている理由は以下の通りです。
2023年2月時点で、SBI証券は口座開設者数No.1です。
何十年も預けることを考えた場合、人気の口座の方が安心感があります。
おまけ程度の理由ですが、SBI証券はIPOチャレンジポイントという制度を設けています。
IPOに申し込み続ければ、いつかは当たる(はず)の制度です。
迷うなら「全世界株式」
「全米株式」か「全世界株式」か
インデックス運用における永遠のテーマです。
個人的な意見ですが、迷っているなら「全世界株式」でいいと思います。
「迷う ≒ アメリカのみに不安がある」からではないでしょうか?
それならば「全世界株式」にしておいた方が無難です。
迷って始められないのは「もったいない」!
投資で時間(期間)というのは、とても貴重なのです。
まとめ
インデックス投資を始めるなら、オルカンは最有力候補になり得ます。
僕自身は
自分用:全米株式(VTI、S&P500)
子ども用:全世界株式(オルカン)
という感じで両方に投資しています。
ここ数年では「全米株式」の方が爆発力がありました。
しかし「全世界株式」も順調に増えています。
もし「全米株式」と迷っているなら「全世界株式」でいいと思います。
迷ったまま資金を寝かせておく時間がもったいないです。
銘柄選びの参考になりましたでしょうか?
皆さまの資産形成が上手くいくことを願っています。
コメント