車の生涯費用と節約方法

※ この記事にはプロモーションが含まれています。

節約・お得情報
スポンサーリンク
こんなことが知りたい人へ

Q:車にかかる生涯費用が知りたい
A:約2,600万円〜約4,800万円

Q:車の生涯費用内訳が知りたい
A:車両代が約50%、維持費が約50%

Q:車の生涯費用節約方法が知りたい
A:車両代を下げるのが効果的

 

車はとてもお金がかかります。

購入費用だけではなく、維持費もバカになりません。

 

では、車の生涯費用は大体いくらかかるのでしょうか?

乗り方や車種にもよりますが生涯費用で「約4,000万円」かかると言われています。

 

家が買える値段ですね。

節約、貯蓄のコンテンツでは「車を持たないこと」が推奨されていたりします。

しかし、地方で車を持たないということは実質不可能です。

 

この「4,000万円」を節約するためにはどうすればいいのでしょうか?

「4,000万円」の内訳を見ながら考えてみましょう。

 

この記事の内容

車の生涯維持費と内訳

車の生涯維持費を節約する方法

 

僕は10年以上車を所有していますが、

この「約4,000万円」というのは概ね合っている気がします。

 

僕の年間維持費や生涯費用(推定)も紹介するので参考にしてみてください。

節約の参考になると嬉しいです。

 

車の生涯維持費と内訳

まずは車にかかる生涯費用と内訳を見ていきましょう。

代表的な例として

代表例

軽自動車

コンパクトカー(1.5L)

ミニバン(2.5L)

の3つを見ていきます。

 

所有期間や車の買い替え条件は

見積もり条件

所有期間:50年

買い替え:7年ごと

とします。

 

なお、各費用は以下の記事を参考にしています。

(参考)車にかかる維持費は生涯でいくらなのか?上手く維持費を減らす方法とは?

 

軽自動車の生涯維持費

軽自動車の年間維持費は以下のとおりです。

軽自動車の年間維持費
軽自動車税10,800円
自動車重量税6,600円
自賠責保険料11,000円
自動車保険80,000円
燃料費83,000円
駐車場代100,000円
メンテナンス費45,000円
合計336,400円

 

次に生涯費用です。

軽自動車の車両代は、下取りを考慮し約130万円とします。

 

この条件で軽自動車の生涯費用を計算すると以下の通りです。

軽自動車の生涯費用
車両代910万円
維持費1682万円
合計2,592万円

 

コンパクトカーの生涯維持費

コンパクトカーの年間維持費は以下のとおりです。

コンパクトカーの年間維持費
自動車税30,500円
自動車重量税8,200円
自賠責保険料11,000円
自動車保険85,000円
燃料費104,000円
駐車場代100,000円
メンテナンス費53,000円
合計391,700

 

次に生涯費用です。

コンパクトカーの車両代は、下取りを考慮し約210万円とします。

 

この条件でコンパクトカーの生涯費用を計算すると以下の通りです。

コンパクトカーの生涯費用
車両代1,470万円
維持費1,959万円
合計3,429万円

 

軽自動車の1.3倍程度の費用がかかりますね。

 

ミニバンの生涯維持費

ミニバンの年間維持費は以下のとおりです。

ミニバンの年間維持費
自動車税45,000円
自動車重量税16,400円
自賠責保険料11,000円
自動車保険90,000円
燃料費139,000円
駐車場代100,000円
メンテナンス費60,000円
合計461,400円

 

次に生涯費用です。

 

ミニバンの車両代は、下取りを考慮し約350万円とします。

この条件でミニバンの生涯維持費を計算すると以下の通りです。

ミニバンの生涯費用
車両代2,450万円
維持費2,307万円
合計4,757万円

 

軽自動車の1.8倍程度、コンパクトカーの1.4倍程度の費用がかかります。

ここまで来ると、地方なら新築マイホームが建てられますね。

 

車の生涯維持費を節約する方法

車の生涯費用で最も大きいのが車両代(車本体の価格)です。

車両代を下げることで、生涯費用を大きく下げることが可能でしょう。

 

車両代を下げる方法は、主に3つあります。

車両代を下げる3つの方法

中古車を買う

車の買い替えサイクルを伸ばす

ライフステージに合った車を選ぶ

 

中古車を買う

車両代の節約方法の一つは、中古車を買うことです。

車両購入費を50万円下げることができると、生涯で350万円の節約になります。

コンパクトカーの例
節約前
節約後

 

車の買い替えサイクルを伸ばす

車の買い替えサイクルを伸ばすことも、車両代を下げることにつながります。

 

買い替えサイクルを7→10年にすると、

買い替えサイクルを伸ばした場合

軽自動車:260万円節約

コンパクトカー:420万円節約

ミニバン:700万円節約

車両代が大きいほど効果があります。

 

コンパクトカーの例
節約前
節約後

 

ライフステージに合った車を選ぶ

生涯費用の見積もりでは、50年間同じタイプの車に乗り続ける前提でした。

ライフステージに合わせて車種を買えることも、生涯費用の節約につながります。

 

例えば、独身→結婚→子育て→独立を想定してみましょう。
(軽自動車→コンパクトカー→ミニバン→軽自動車→軽自動車)

ライフステージによる変化の例
生涯ミニバン
必要な時期だけミニバン

 

本当に必要な7年間だけミニバンにすることで、生涯ミニバンに場合に比べて1,400万円以上節約できました。

 

管理人の生涯費用(推定)

参考に僕の年間維持費と生涯費用(推定)を紹介します。

現在(軽自動車)の年間維持費は以下のとおりです。

現在の年間維持費
軽自動車税10,800円
自動車重量税6,600円
自賠責保険料11,000円
自動車保険36,000円
燃料費60,000円
駐車場代0円
メンテナンス費60,000円
合計184,400円

 

地方の田舎のため駐車場代は基本無料、団体保険+車両保険なしのおかげで、通常よりも15万円ほど低くできています。

 

僕は買い替えサイクルを長く(10年ほど)とし、ライフステージに合った車に乗り換えることを考えています。

条件

所有期間:50年

買い替え:7年ごと

車種:軽自動車(10年)
   コンパクトミニバン(10年)
   ミニバン(10年)
   軽自動車(20年)

 

この条件で、生涯の支出を推定すると以下の通りです。

推定生涯費用
車両代950万円
維持費1,362万円
合計2,312万円

 

買い替えサイクルを伸ばし、ライフステージに合った車種にすることで、生涯費用をかなり抑えられるのではないかと考えています。

 

約2,300万円と大きな支出ですが、ミニバンに乗り続ける費用の約半分です。

 

結婚した途端に大きなミニバンを買う人が、僕の周りにも相当数います。

その大多数は、定期的に新しいミニバンに買い換えています。

 

そのような人たちに比べて、支出は半分以下に抑えられそうです。

僕はその浮いた費用を

浮いた費用の用途

FIREを目指す

趣味・娯楽に使う

こどもの教育費に当てる

など、別のことに使うことができるでしょう。

 

もちろん、車が好きな人は車にお金をかけた方が幸せだと思います。

「自分が何を大切に生きるか」を知っておくのが、無理のない節約の近道です。

 

まとめ

年間維持費

軽自動車:約34万円

コンパクトカー:約39万円

ミニバン:約46万円

生涯費用

軽自動車:2,592万円

コンパクトカー:3,429万円

ミニバン:4,757万円

生涯費用の節約方法

中古車を買う

車の買い替えサイクルを伸ばす

ライフステージに合った車を選ぶ

 

車は家計を圧迫する悪者のように扱われますが、

地方では必須ですし、買い物、旅行などで便利なんですよね。

 

ポイントを抑えて効率よく節約し、生活の満足度を上げていきたいものです。

 

皆様の資産形成の一助になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました