SBI・V・S&P500は、米国主要500銘柄から構成されたS&P500という指数に連動する投資信託です。
「バンガード・S&P500ETF」(VOO)というETFを通して運用されています。
簡単にいうと米国株のオススメパックです。
インデックス投資界隈では、有名な投資信託となっています。
米国株式に長期投資する人にとっては、非常に魅力的な商品となっています。
iDeCoに使えないのが残念
僕は2020年10月からSBI・V・S&P500を積立購入しています。
購入開始から4年、運用益は以下のようになりました。
順調に育っています。
SBI・V・S&P500による実績運用を通じて、投資信託(積立投信)による運用イメージがつけばと思います。
今後も同じような動きになるかは分かりませんが、ファンド選びの参考になると嬉しいです。
SBI・V・S&P500とは
SBI・V・S&P500の基本的な情報と特徴を紹介します。
SBI・V・S&P500の特徴
商品名 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド |
ベンチマーク | S&P500 |
構成銘柄数 | 500銘柄 |
純資産額(2024年10月7日時点) | 17,690.37 億円 |
設定日 | 2019年9月26日 |
分配金 | なし(再投資) |
購入手数料 | 無料 |
信託報酬 | 0.0938% |
信託財産留保 | なし |
取扱証券会社 | SBI証券楽天証券、マネックス証券など |
最小購入金額 | 100円 |
NISA | ○ |
iDeCo | × |
特徴をまとめると以下の通りです。
長期投資に向いているインデックスファンドとなっています。
NISAでインデックス投資を始める人にはオススメ商品の一つです。
数多くの書籍、ネット記事、YouTubeなどでもオススメの商品として紹介されています。
SBI・V・S&P500のパフォーマンス
パフォーマンス | 1年 | 3年 | 5年 |
リターン(年率) | 28.78% | 20.25% | 22.14% |
リスク(年率) | 15.32% | 16.64% | 17.06% |
シャープレシオ | 1.87 | 1.22 | 1.30 |
ここ数年は米国株高、円安のおかげで、パフォーマンスが良くなっています。
SBI・V・S&P500の類似商品
同じくS&P500に連動する投資信託に「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」があります。
詳しい比較は以下の記事で行っています。
SBI・V・S&P500の運用実績
僕は2020年10月からSBI・V・S&P500を積立購入しています。
これまでの運用実績を紹介します。
【SBI・V・S&P500】1年半の運用実績
僕が約1年半、SBI・V・S&P500を運用した実績を紹介します。
2021年の米国株フィバーのおかげで、順調に資産が増加しました
直近は国際情勢、インフレや利上げの影響で低迷気味です。
しかし、そんな中でも利益を確保できており、アメリカ経済の強さを感じます。
【SBI・V・S&P500】2年間の運用実績
昨年と打って変わって株式市場が低迷、リターンは13%→9.57%まで下がりました。
円安のお陰で何とか持ち堪えているような感じです。
【SBI・V・S&P500】3年間の運用実績
2023年は、米国の利上げサイクルの終盤を迎え株高傾向です。
円安の効果も相まって、リターンが+25%まで急上昇しました。
【SBI・V・S&P500】4年間の運用実績
2024年上期も株高、円安傾向が続き、リターンは大幅に増えました。
追加投資で元本を増やしたことも、含み益増加に貢献しました。
2024年下期は、米国の利下げ、日本の利上げによる為替変動の影響を受け、評価額の増減も大きくなっています。
【SBI・V・S&P500】運用実績の推移
実際の運用は山あり谷あり、マイナスになる時期もあります。
毎月一定の増減があるのではなく
- ほとんど増えない時期もある
- マイナスになる時期もある
- 一気に増える時期もある
というのがインデックス・ファンドによる株式投資です。
2023年になってから、ものすごい勢いで増えていますね(赤色)。
「一気に増える時期」に当たるのかもしれません。
きれいな右肩上がりにならない
というのは覚えておきましょう
SBI・V・S&P500が買える証券会社
主要なネット証券なら買うことができます。
強いてオススメを挙げるならSBI証券でしょう。
SBI証券は口座開設社数No.1の人気の証券会社です。
クレジットカードによる積立、「SBI・V・S&P500」の保有でポイントが貯まるのが一番のメリットです。
他の証券会社でも同様のサービスがあり、一番お得というわけではありません。
しかし、「ポイントを使う」などの運用面も考えると、SBI証券が一番使いやすいと思います。
口座開設は無料なので、持っておいて損はないでしょう。
SBI証券は、僕も愛用している証券会社です。
まとめ
SBI・V・S&P500はインデックス投資による長期運用、特にNISAによる運用では、最適解の1つと言えるでしょう。
私は今後も追加購入、長期保有する予定です。
毎年、運用実績を更新しようと思っていますし、Xでも時折紹介しています。
運用結果は人それぞれです。
紹介するのは、あくまで「私の場合」ですが、資産運用のイメージにつながると幸いです。
銘柄選びの参考になりましたでしょうか?
皆さんの資産運用が上手くいくことを願っています。
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