証券口座を複数持つメリットは?
答え:特典、選択肢が増える
リスク分散になる
証券口座を複数持つデメリットは?
答え:管理が面倒
何個くらいがオススメ?
答え:3つまでがオススメ
皆さん証券口座は「いくつ」持っていますか?
僕は4つ持っています。
SBI証券
楽天証券
auカブコム証券
セゾン投信
実際に複数の証券口座を持ってみた感想として、
証券口座4つは持ちすぎ
2つは持っておいた方がよい
証券口座は3つまでがオススメ
という印象です。
4つも口座があると管理が面倒と感じています。
しかし、2つ以上は持っておかないと少し不安です。
「3つくらい持っておくのがベストなのでは?」という結論に落ち着いています。
証券口座を複数持つメリット・デメリット
オススメの証券口座3選
オススメの証券口座は、僕が実際に使っている証券口座です。
使い勝手や僕が受けている特典も紹介するので、口座選びの参考にしてみてください。
証券口座を複数持つメリット・デメリット
証券口座を複数持つメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
複数口座の特典を受けられる 購入商品の選択肢が増える リスク分散になる | 管理が大変 |
複数口座の特典を受けられる
各証券口座で「預金金利の上昇」「ポイント還元」などのサービスを展開しています。
クレジットカードによる投信積立でポイント還元
指定銀行との連携で預金金利アップ
例えば、クレジットカードによる投信積立で、0.5%〜1.0%のポイント還元を受けられます。
しかし、どこの証券会社でも5万円/月が上限です。
月5万円以上の投資をしたい場合でも、ポイント還元が受けられるのは5万円までとなってしまいます。
3つの証券口座を持っていれば、各口座で月5万円まで投資でき、最大15万円までポイント還元が可能です。
購入商品の選択肢が増える
投資信託には、特定の証券会社でしか買えない商品があります。
例えば、2021年に発売された「SBI・V・全米株式」という投資信託があります。
他の類似商品と比較しても、非常に低コストで運用できる商品です
しかし、SBI証券とauカブコム証券でしか買えません。
1つの証券会社しか持っていない場合、魅力的な商品が登場した際、購入できない可能性があります。
商品の選択肢を増やす(減らさない)ためにも、複数の証券口座を持っておいた方が安心です。
リスク分散になる
システムトラブルが起きた時、そこの証券口座しか持っていない場合「詰み」です。

今すぐお金(換金)が必要!
今すぐ〇〇を買いたい!
こんな時にシステムトラブルが起きたら目も当てられません。
実際、大規模な障害は過去に何度も起きています。
万が一の事態に備えるという意味でも、証券口座は複数あった方が安心です。
管理が大変
複数口座を持つことの最大のデメリットは、管理が面倒なことです。
ログインID、パスワードの管理
郵便物、メールの管理
資産残高の管理
証券口座の数が増えるだけ、これらの管理が増えます。
相続のことまで考えるとゾッとしますね。
3つまでがオススメ
証券口座の数が2〜3つまでなら、そこまで面倒ではないでしょう。
手間をかけずに、複数口座を持つメリットを受けられます。
僕は証券口座数は4つ持っていますが、管理が面倒と感じています。

2つなら余裕
3つまでなら何とか
という印象です。
オススメの証券口座
- SBI証券
- 楽天証券
- auカブコム証券
これらの証券口座は、僕が実際に利用している証券口座です。
それぞれの証券口座から受けている特典も併せて紹介します。
SBI証券
- SBI・Vシリーズが買える
- 投資信託の移管が実質無料
- クレカ積立で0.5%ポイント還元
- IPOチャレンジポイントが貯まる
- 投資信託の保有でポイントが貯まる
- 住信SBI銀行のハイブリッド預金金利0.01%
SBI証券は、投資家にとって嬉しいサービスが目白押しです。
他の証券会社でやっているサービスは、大抵取り入れていますし、SBI証券しか実施していないサービスもあります。
また、新しいサービスにも積極的な姿勢も好印象です。
例:2023年9月から「国内株式の取引手数料が無料サービス」が開始。
預金金利やポイント還元率は、他の証券会社と比較すると見劣りします。
楽天証券
- 楽天市場でポイントアップ(SPU)
- 投信積立で最大0.5%ポイント還元
- 楽天銀行の預金金利が最大0.1%になる
楽天証券の特徴は、楽天市場でのポイントアップがあることです。
ポイント投資で月合計3万円以上の投資信託を購入する(+0.5%)
ポイント投資で月合計3万円以上の米国株式を購入する(+0.5%)
楽天市場での買い物が年間50万円なら、最大で5,000ポイント貰えます。
楽天市場での買い物が多い人にはオススメです。
また、楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で預金金利が0.1%になります。
これは大手銀行の100倍です。
預金額が500万円なら、年間約4,000円分の利息がもらえます。
auカブコム証券
- auじぶん銀行の預金金利が最大0.2%
- クレカ積立で1%ポイント還元
auカブコム証券の魅力は、預金金利とポイント還元率の高さです。
預金額が500万円なら年間約8,000円、毎月の投信積立額が5万円なら年間6,000ポイント、
合計で14,000円相当の利息、ポイントがもらえます。
預貯金や毎月の積立額が多い人にはオススメです。
※auじぶん銀行、au PAY、au PAYカードの利用と連携が必要なので注意。
毎年約24,500円ゲット!
(SBI証券)クレカ積立:3000ポイント
(楽天証券)楽天市場SPU:1500ポイント
(楽天証券)楽天キャッシュ積立:3000ポイント
(楽天証券)クレカ積立:1,200ポイント
(楽天証券)楽天銀行利息:1,800円
(auカブコム証券)クレカ積立:6,000ポイント
(auカブコム証券)auじぶん銀行利息:8,000円
3つの証券口座を持つことで、毎年約24,500円相当のポイント、利息を受け取っています。

僕のスマホ料金は実質無料!
1社にするなら「SBI証券」
ここまで読んで

面倒だから1社にしたいな
と思うなら「SBI証券」がオススメです。
楽天証券やauカブコム証券は、楽天市場やau PAYなど、他のサービスと併用が必要となります。
しかし、「SBI証券」は単体で使っても嬉しいサービスが多いです。
また、SBI・Vシリーズという超低コストの投資信託があります。
しかし、一部商品は「SBI証券だけ」でしか買えません。
もちろん、eMAXIS Slimなどの人気の投資信託は買えます。
「SBI証券」にしておけば「欲しい投資信託を扱っていない」ということはないでしょう。
まとめ
メリット | デメリット |
複数口座の特典を受けられる 購入商品の選択肢が増える リスク分散になる | 管理が大変 |
- SBI証券
- 楽天証券
- auカブコム証券
証券口座を複数持つことで、それぞれの口座の特典を受けることが可能です。
僕は複数の証券口座を利用し、年間で約24,500円分の利息、ポイント還元を受けています。
節約、投資信託の入金力アップにつながっています。
もちろん、口座数を増やしすぎると管理が大変です。
3口座までが適切な気がしています。
証券口座選びの参考になりましたでしょうか?
皆さまの資産形成が上手くいくことを願っています。
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