こんにちは。「ガウ」です。
ダイエットをしようとした際、初めに思いつくのは、
【運動】と【食事制限】ではないでしょうか?
食事制限について調べてみると
「夜にたくさん食べると太りやすい」
という内容を目にすることがあります。
しかし、「夜にたくさん食べると太りやすい」というのは、はっきり言って迷信です。
もちろん、食べ過ぎれば太りますが、それは夜だろうが昼だろうが関係ありません。
僕自身、夜は好きなだけ食べるような生活を送っていますが、それが原因で体重は増えていませんし、
最近読んだ「メンタリストDaiGoさんの【最高のパフォーマンスを実現する超健康法】」という本にも、
【「夜食べると太る」はウソです】
という項目と、その理由について記載がありました。
この記事では、「夜にたくさん食べると太るのか?」について、実体験を踏まえて考察していきます。
ダイエットをしている方の参考になればうれしいです。
夜に食べると太ると言われている理由
夜に食べたものは脂肪になりやすい?
「夜10時以降は、BMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質が増えて、脂肪を蓄えやすくなる。」
と言われていますが、人間を対象にした研究結果はありません。
逆に、人間を対象にした【夜ご飯や夜食を食べても太らない】という研究結果はあります。
あと、食べたものが一瞬で消化され、すぐに吸収するわけではない(数時間かかる)ので、「BMAL1(ビーマルワン)が増えるから夜は太りやすい」という理論に対しては、個人的にもかなり疑問です。
むしろ消化吸収されるときには、BMAL1(ビーマルワン)のピークが過ぎているのでは???
夜に食べても太らないと言える理由
太るかどうかは総摂取カロリーによる
夜に食べようが、昼に食べようが、朝に食べようが、太る率は変わりません。
変わらないという研究結果もあります。
人が太るかどうかは、いつ食事をしたかではなく、総摂取カロリーによるということです。
実際太らなかった
僕はここ数年「夜にたくさん食べる生活」を送ってきました。
僕の過去3年間の体重の推移を紹介します。
2018年 | 2019年 | 2020年 (現在) |
62.7 kg | 61.9 kg | 63.2 kg |
仮に【夜食べると太りやすい】という理論が正しいとすると、僕の体重は毎年のように増加しているはずです。
ところが、(体重だけで見ると)太ったり痩せたりを繰り返していました。
太るかどうかは、「夜にたくさん食べたか」ではなく、他の生活習慣による影響が大きいということです。
注意点
あくまでも「食事をとるタイミングは関係ない」ということだけで、ダイエットには食べる量を減らすことが有効というのは変わりません。
また、「食事をとるタイミングは関係ない」とはいうものの、なるべく食事をしない方が良い時間帯もあります。
食べる量を減らす工夫をする
結局のところ、痩せたいと思った場合は、食べる量(総摂取カロリー)を減らす必要があります。
しかし、食べるのを我慢すると長続きしないので、
①自然に食欲を減らす方法を考える
②食欲がわきやすい食べ物や生活を減らす
が大切になってきます。
具体的には、食欲を増やす効果のある脂質を減らしましょう!
(油っこいラーメンを食べると、ご飯や替え玉がほしくなるアレです。)
ただし、脂質がないとホルモンが作れなくなるので、脂質を全く取らないのはNGです。
巷では、炭水化物を減らす糖質制限ダイエット(※)が流行っていますが、【同じ量をカットするなら、脂質を抑えた方がダイエットに効果的】という研究結果もあります。
※過度な糖質制限は、健康にもダイエットにも悪影響です。
寝る直前は食べない
寝る直前に食事をすると、睡眠の質が下がります。
睡眠の質が下がると、寝不足になるだけではなく、太りやすい体になってしまいますので、就寝の2時間前までに食事は済ませるようにしましょう!
まとめ
仕事をしていたり、家族や他の人と食事をする機会が多い方は、夜の食事を制限するのが難しいことがありますよね?
夜にたくさん食べたからと言って太ることはないので、ダイエットを考えている方は、朝食でも昼食でも、自分が制限しやすい食事を変えればいいと思います。
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