eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国主要500銘柄から構成された指数(S&P500)に連動する投資信託です。
簡単にいうと米国株のオススメパックです。
インデックス投資界隈では、超有名な投資信託となっています。
米国株式で長期投資する人にとっては、非常に魅力的な商品となっています。
僕は2022年4月からNISAを利用して購入しています。
運用益は以下のようになりました。
2022年は全世界的に株式のパフォーマンスがよくありませんでしたが、
2023年以降は株高、円安により大幅増加しました。
どんなに優良、期待大の指数(S&P500)でも、悪い時期もあれば良い時期もある。
多少の痛みは耐えなければいけない、そんなことを思い知らされる2年間でした。
この記事では「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」について、もう少し詳しく紹介します。
今後も同じような動きになるかは分かりませんが、投資経験がない人は値動きのイメージがつきにくいものです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)による実績運用を通じて、投資信託(積立投信)による運用イメージがつけばと思います。
また、投資には元割れのリスクがあります。
購入の判断は自己責任でお願いします。
ファンド選びの参考になると嬉しいです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基本的な情報と特徴を紹介します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴
商品名 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
ベンチマーク | S&P500 |
構成銘柄数 | 500銘柄 |
純資産額 (2024年4月26日時点) | 42206.91億円 |
設定日 | 2018年7月3日 |
分配金 | なし(再投資) |
購入手数料 | 無料 |
信託報酬 | 0.09372% |
信託財産留保 | なし |
取扱証券会社 | 楽天証券 SBI証券 マネックス証券など |
最小購入金額 | 100円 |
NISA | ○ |
iDeCo | ○ |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴をまとめると以下の通りです。
米国株式(S&P500)のインデックス・ファンドとしては、非の打ちどころがないですね。
数多くの書籍、ネット記事、YouTubeなどでもオススメの商品として紹介されています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のパフォーマンス
パフォーマンス | 1年 | 3年 | 5年 |
リターン(年率) | 43.5 % | 21.21 % | 20.78 % |
リスク(年率) | 14.73 % | 17.52 % | 20.8 % |
シャープレシオ | 2.54 | 1.19 | 1.02 |
直近1年は米株式市場の回復、円安によりが物凄いパフォーマンスです。
リスクは約20%なので、年間で20%程度の増減が考えられます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の類似商品
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と類似している投資信託を紹介します。
各インデックス・ファンドの比較
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の類似商品を比較してみましょう。
商品名 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 楽天・S&P500インデックス・ファンド |
指数 | S&P500 | S&P500 | S&P500 |
構成銘柄数 | 500銘柄 | 500銘柄 | 500銘柄 |
純資産額 (2024年4月26日) | 42206.91 億円 | 15,335.42 億円 | 1,510.85 億円 |
設定日 | 2018年7月3日 | 2019年9月26日 | 2023年10月27日 |
分配金 | なし(再投資) | なし(再投資) | なし(再投資) |
購入手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
信託報酬 | 0.09372% | 0.0938% | 0,077% |
信託財産留保 | なし | なし | なし |
取扱証券会社 | 楽天証券 SBI証券 マネックス証券など | SBI証券 マネックス証券など | 楽天証券 |
NISA | ○ | ○ | ○ |
iDeCo | ○ | × | × |
主な違いをまとめると以下の通りです。
- 純資産額はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が大きい
- 信託報酬(手数料)は楽天・S&P500インデックス・ファンドが安い
- iDeCoはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のみ
詳しい比較は以下の記事で行っていますので参考にしてみてください。
個人的には「どれでもいい」という感想ですね。
迷ったら「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」でよいと思います。
手数料の差は気にしなくていいレベルです。
NISAやiDeCoを使用して、非課税で運用するのがオススメです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の運用実績
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ですが、毎月15万円の積立投資をしています。
これまで積立投資してきた運用結果を見ていきましょう。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)1年間の運用実績
僕がeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を約1年運用した実績を紹介します。
2022年は米国の急激な金利上昇の影響でマイナスでした。
2023年現在では「+2%」まで持ち直してきました。
ほぼ円安のおかげだと思いますが。
利上げの打ち止めによる回復に期待しています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)2年間の運用実績
僕がeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を約2年運用した実績を紹介します。
2023年後半以降は、米国株高と円安効果で大幅に増えました。
今後もこのような大幅増があるかは分かりませんが、S&P500は期待できるインデックス・ファンドですね。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)運用実績の推移
2022年は米国の金利上昇を受けてマイナスが続きました。
「-5%」の時期もありましたが、2023年入ってからは「±0」の辺りをウロチョロしています。
その後は株高、円安により、含み益が大きく上昇しています。
インデックス・ファンドによる投資では、毎月一定の増減があるのではなく
というのが特徴です。
僕の場合はマイナス、横ばいの時期を経て大きく増えました。
まとめ
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、低コストで運用できる優良インデックス・ファンドです。
Fund of the Yearという、投資信託ブロガーが選ぶ優良ファンドとしても選ばれています。
米国株式をメインに考えるなら「これ一本で十分」と思えるようなレベルです。
米国株式でもっと分散が効かせたい方には、楽天VTIやSBI・VTIがあります。
当ブログでは、僕が保有している投資信託の運用状況を紹介しています。
興味のある投資信託がありましたら参考にしてみてください。
Twitterでは毎月運用実績を公開しているので、参考にしてみてください。
銘柄選びの参考になりましたでしょうか?
皆さんの資産運用が上手くいくことを願っています。
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